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青年海外協力隊やめとけ! 公人としての自覚を持てない人は、絶対に協力隊員にならないでください!

青年海外協力隊 やめとけ!

訓練中止、派遣中止になった派遣候補生の悪いニュースに関して

私のブロブの目的は、青年海外協力隊になりたい人、派遣中の人、派遣が終了してその後の人生を送っている人たちを応援するのが、目的ですが、

「公人としての自覚を持てない人、モラルを持って節度ある行動できない人、JICAや青年海外協力隊の規定を守れない人は、青年海外協力隊をやめておけ!」と言いたいです。

ほとんど、私の感覚では、99%以上と思いますが、まじめに活動している、していた隊員やもと隊員に非常に迷惑です。

ニュース報道の一例のビデオを下記に、紹介していますが、本人たちのプライバシーを守るため、JICAや青年海外協力隊も詳しいことは、報道していません。しかし、不祥事があって、訓練中止・不合格、退所処分、派遣取りやめの決定があったことは、認めています。私も訓練を受けた駒ヶ根訓練所ですので、より一層残念な気持ちです。

私の立場から、このような人は、そもそも受験し、派遣されてボランティア事業に参加することを考えないでください。やめてください。ほんの一部の人達のために、全体が国民からの批判にさらされて、私も含めてえらい迷惑です。

ただ、批判しているのでは、それなりの理由があって、批判しています。批判の理由に関しては、以下の記事を引き続きお読みください。

青年海外協力隊は、民間人?公人?として派遣されるのか?

そもそも、公人? の言葉の意味が理解できない方もおられるかもしれません。日常では、あまり使われませんので、

感のよい方は、国家公務員のこと? と思われるかもしれません。およそ正解ですが、100%ではありません。

そこで、国家公務員の種類から、復習しましょう。

国家公務員の種類

国家公務員の場合、その種類には、大きく分けて「総合職」「一般職」「専門職」の3つがあります。

  1. 総合職

役割: 政策の企画・立案や、各省庁の業務運営を担う幹部候補
仕事内容: 幅広い分野の業務に携わり、将来の幹部候補として活躍
試験: 難易度が高く、高度な知識や能力が求められる「国家公務員採用総合職試験」に合格する必要あり

  1. 一般職

役割: 各省庁の事務処理や、国民生活に関わる業務を担う
仕事内容: 事務処理、窓口対応、データ作成など、多岐にわたる業務を担当
試験: 総合職に比べて難易度は低いが、事務処理能力などが求められる「国家公務員採用一般職試験」に合格する必要あり

  1. 専門職

役割: 特定の専門知識やスキルを活かして、各省庁の業務を専門的にサポート
仕事内容: 各省庁の専門分野(例:税務、労働、法務など)に関する業務を担当
試験: 専門分野ごとに試験が実施され、高度な専門知識やスキルが求められる
その他

特別職: 大臣、裁判官、国会議員など、特別な立場の公務員
技能系職員: 刑務官、入国警備官など、特定の技能を必要とする職員
国家公務員の種類は多岐にわたりますが、いずれも国民生活を支える重要な役割を担っています。

これらの職の方々の収入減は、もとは国民の税金ですので、民間人に比べて、より高いモラル、節度ある行動、責任ある行動が求められるます。

公人とは? その定義

公人という言葉は、法律で明確に定義されているわけではありません。一般的には、以下のような人々が公人として扱われます。

  • 公務員: 国や地方公共団体の職員、警察官、消防士など
  • 議員: 国会議員、地方議会議員
  • 政治家: 大臣、知事、市長など
  • 裁判官: 裁判官、検察官
  • 公立学校の教職員: 校長、教諭
  • 独立行政法人の役職員: 理事長、理事、職員 (JICAの職員も含まれます。)
  • 特殊法人の役職員: 会長、理事、職員

公人とは、広義には公務員や議員などのように公務についている人を指します。狭義には、国の機関や地方公共団体の職員、特定独立行政法人等の役職員、指定地方独立行政法人の役職員なども該当します。

公人の役割

公人は、国民全体の利益のために、公共の職務を行う役割を担っています。そのため、高い倫理観や責任感が求められます。

公人の責務

公人は、以下のような責務を負っています。

  • 法令遵守: 法令を遵守し、公正な職務遂行に努めること
  • 国民への説明責任: 国民に対して、職務内容や活動状況を説明する責任を負うこと
  • 利益相反の回避: 自分の利益と職務上の利益が相反する行為を避けること
  • プライバシーの尊重: 国民のプライバシーを尊重し、個人情報を適切に管理すること

公人の倫理公人に対する批判

公人には、高い倫理観が求められます。公人の倫理に関する規範としては、以下のようなものが挙げられます。

公人は、その職務の性質上、国民から常に監視されています。そのため、公人の行動や言動は、メディアや国民によって厳しく批判されることがあります。

つまり、公人とは、国民全体の利益のために、公共の職務を行う役割を担う人々のことです。公人には、高い倫理観や責任感が求められます。公人の行動や言動は、メディアや国民によって厳しく監視されており、常に国民の模範となるような行動が求められます。

青年海外協力隊は、公人?

はい、その通りです。

その証拠に、派遣中には、公用旅券(公用パスポート)が発行されます。民間人扱いの場合には、一般人用のパスポートしか発行されません。(特殊なケースで、短期派遣の場合には、公用パスポートが発行されないケースもあります。)

青年海外協力隊員の場合には、開発途上国への協力活動を行うという使命を達成するために、外務大臣が任命する非常勤の国家公務員という扱いになります。そのため、公人として扱われます。国際親善大使の役わりもありますから、より公人としての自覚が必要です。

公人が公人としてふさわしくない行為を行った場合には、当然、国民からの強い批判をあびますので、今回のニュースなどのように報道されることがあります。今回のケースは、まだ訓練生ですが、公人としてふさわしい人物になるための訓練ですから、処分は、当然のことになります。

JICAが、訓練期間中の候補生に、より身に着けてほしい能力、スキル、倫理観とは?

JICAが公開してる文書によると、とくに8つを期待しています。

  1. 社会人基礎力
  2. 外国でのコミュニケーション
  3. 異文化理解・活用力
  4. 現場力
  5. リスクマネージメント能力
  6. へこたれない力
  7. 自己肯定感
  8. 社会貢献意識

今回のケースでは、そのそも公人としての意識以前の問題で、社会人基礎力の欠如として、処分されたと思います。パワハラやセクハラなどが、あった可能性もあります。通常の会社などでも、処分を受けた可能性があると思います。

訓練は、合宿形式で、活動も朝から時には、夜まで、しかも共同生活の訓練や役割ももつため、忙しくて厳しいですが、任命以前でも、公人としての意識と自覚は、持たなければなりません。

昔の隊員ハンドブックによると

大昔の私の隊員ハンドブックの例で、大変恐縮ですが、隊員としての心得の一部にこう書かれています。

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「単身赴任原則」を勘案して、活動期間中に結婚問題が生じた場合には隊員の身分を終了させてから結婚するように指導しています。過去に生じたケースでは、
(1)恋愛は、自由とはいえ、「妊娠」の事態になれば業務の遂行に支障がでます。このような場合には、活動期間を短縮し、帰国することになります。相手が同じ隊員である場合にはその隊員も同様の処置を受けます。
(2)「同棲」の場合にも同様の処置を受けます。相手が隊員、任国や第三国の人、いすれであれ同じです。
(3)一方、2年間の協力活動を終えて、帰国後、恋を実らせ、結婚のゴールインするケースや国際結婚するケースもあります。

いすれにしても、現地においては、特に真摯な態度と節度ある行動を望みます。

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私が、個人的に唯一よかったと思うには、派遣される前公人なるに処分されたことです。途上国で、素行が悪いと外交問題にまで、発展しかねません。

まとめ

青年海外協力隊は、公人として、派遣されますので、その自覚をもって、受験前も、訓練中も、派遣中も行動をとっていただけることを、希望しています。JOCVの名前を汚すような方には、なってほしくありません。

訓練生処分のニュース報道の一例

「訓練生に重大な規律違反」JICA駒ヶ根で青年海外協力隊の訓練生にトラブル…複数の隊員が派遣されない事態に、外務省も把握 ( 信越放送 )

「訓練生に重大な規律違反」JICA駒ヶ根で青年海外協力隊の訓練生にトラブル…複数の隊員が派遣されない事態に、外務省も把握 | TBS NEWS DIG (1ページ)
駒ヶ根市にある青年海外協力隊の訓練所で、派遣される前の訓練生の間に規則違反にあたるトラブルが起きていたことが分かりました。訓練所を運営するJICA=国際協力機構によりますと、駒ヶ根市の訓練所に関して「訓… (1ページ)

駒ヶ根市にある青年海外協力隊の訓練所で、派遣される前の訓練生の間に規則違反にあたるトラブルが起きていたことが分かりました。

訓練所を運営するJICA=国際協力機構によりますと、駒ヶ根市の訓練所に関して「訓練生にトラブルがあり、顧問弁護士と相談した結果、重大な訓練の規則違反が見つかった」ということです。

プライバシーを理由に、トラブルの時期や内容、関わった人の性別などは明らかにしていませんが、複数の隊員が海外に派遣されませんでした。

JICAを管轄する外務省もトラブルを把握しているということです。

JICAは、「協力隊員は高い倫理観を持つことが重要で、規律・風紀の徹底を含めて訓練を運営していきたい」としています。

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