JICA海外協力隊への応募、受験を考えているあなたにとっては、大きな心配ごとの1つです。
特に、現時点で、高い英語力を持っておられない場合には、なおさらですね。
私も、青年海外協力隊の受験を考えていた頃、英語の語学レベルがなんと中学生レベルでしたから、本当に心配していました。
しかし、もし、あなたが、青年海外協力隊の長期派遣(一般案件)への応募を考えておられるなら、
全く心配は、いりません!! 断言できます。その理由を今から説明します。
青年海外協力隊の長期派遣(一般案件)に求めらる最低英語レベルとは?
すばり、JICAが分類分けしている語学レベルのDレベル以上です。
青年海外協力事務局の募集要項には、こう記載されています。
選考指定言語:
語学力目安表記載されている該当言語資格(記載のレベル以上)が必要です。JICA海外協力隊の応募に際しては、最低でも「Dレベル」(英語以外の言語含む)以上が必要です。「言語問わずD」は「語学力目安表」に記載されているすべての言語のレベルD以上を対象とします。
といっても、何が語学Dレベルかは、わかりませんよね。
公式サイトに、記載されている【語学力目安表】の一部
JICA語学力目安表すべてのリンク↓
JICAの英語のDレベルとは?
・英検準2級、3級
・TOEFL®410点(CBT103点、iBT34点以上)
・TOEIC®330点(Bridge 130点(2019年5月以前)Bridge 65点(2019年6月以降))以上
・GTEC(4技能 340点又は2技能 165点)以上
・CASEC(自宅受験型) 450点以上
・技術英検2級(旧工業英検3級)
・技術英検3級(旧工業英検4級)
・日商ビジネス英検3級
・商業英検 2級、3級
たくさんあって、よくわかりませんね。
しかし、ようするに、中学卒業レベルの英語力の語学証明書があれば、大丈夫です。
たとえば、英検3級は、中学校卒業レベルです。
あなたは、すでに高校を卒業されていますか?
たぶん、読者のほとんどか、ほぼ全員が、高校卒資格をお持ちと思いますので、
全く大丈夫です。
ただ、語学の証明書を現時点で、お持ちでない方は、再発行の申請や、英語資格の受験を急いでください。今すぐ初めてください。
英語の語学証明書を全く持っていない場合
日本国内の英語の語学力の証明書は、なんといっても、「実用英語技能検定」 つまり、「英検」です。
TOEFL やTOEICは、そもそもある程度の英語力がないと、受験そのものが難しい試験ですね。説明もすべて英語ですから。また、他の証明書「技術英検2級(旧工業英検3級)・技術英検3級(旧工業英検4級)・日商ビジネス英検3級・商業英検 2級、3級」は、あまり一般的でないですね。
私もはるか大昔の大学生の時に、英検2級を受けましたが、1回では、受からずに、2回目で、ようやく合格できました。しかし、その後18年間は、英語を全く使わず、勉強もゼロでしたから、英語のレベルは、中学生並みに、落ちました。私が、青年海外協力隊を受験した昔には、語学証明書がなくても、JICAが、外国語学習適性試験(外国語そのものの試験でなく、外国語を学び習得できる能力があるかをはかる適性試験)を受けさせてくれましたので、私の場合には、語学証明を提出していませんでした。今は、そんな適性試験は、受けさせてくれませんから、英語の証明書の事前提出が必須です。
さて、もし英検やその他の語学証明を、現時点でお持ちでないなら、
私の強いおおススメは、
※「GTEC Business」(自宅受験オンライン) です。
理由は、すぐに、しかも自宅で受験でき、さらの結果も早いからです。
CASECでも自宅受験ができます。
なんで、そんな低い中卒レベルの語学力で、派遣可能なのでしょうか?
可能です!
青年海外協力隊の長期派遣(一般案件)の場合には、70日程度の訓練を受けますが、その訓練の半分位が、外国語学習です。毎日、毎日ネイティブの語学講師のもとで、外国語を学びます。
訓練生にとっては、かなりきついです(徹底的に、語学を鍛えられます!)が、全員あるいは、ほぼ全員が、訓練内での最終語学試験に合格し、協力隊員としてそれぞれの国に、巣立っていきます。私の場合には、スペイン語でしたが、最終語学試験に一発で合格できず、補習を受け、再試験で、ようやく合格できました。(他の仲間は、全員一発で、合格していましたが、、)
※もし、あなたが短期派遣やシニア案件をお考えなら、逆に、ある程度やより高い語学レベルが求められます。そのレベルや語学は、案件ごとに、異なりますので、要請案件の詳細を確認してください。
今から準備しておくべき受験対策に関しては、下記のページを参照して下さい。
協力隊受験に際しての健康要件は、下記の記事を参照してください。