エンリケです。
私の若い人たちへの願いは、若いうちに、世界の人々とたくさん交流をもって、広い視野をもってほしいことです。とても、おススメのプログラムですので、紹介させてください。
※本記事にはプロモーションを含みます。
- 結論:30歳までなら「ボラスタ割+ヤング割」で、自己負担を大きく下げて世界一周クルーズを目指せる
- Q1. ボランティアスタッフ制度って、そもそも何?【定義】
- Q2. 割引ボランティアだけで本当に「全額分」まで貯まるの?
- Q3. 29歳以下向け「ヤング割引」との併用は?【30歳までがチャンス】
- Q4. ボランティア活動の具体的な中身と、向いている人のタイプ
- Q5. 通訳ボランティアで「乗船費免除」を目指す場合のリアル
- Q6. ケース別:30歳までの「モデルプラン」
- Q7. ボランティアスタッフ制度を使う前に確認したいチェックリスト
- Q8. 実際に動き出すための3ステップ
- まとめ:若いからこそ「時間」と「経験」を味方にできる
結論:30歳までなら「ボラスタ割+ヤング割」で、自己負担を大きく下げて世界一周クルーズを目指せる
先に結論です。
30歳までの若い世代であれば、ピースボートの「ボランティアスタッフ割引」と「29歳以下向けのヤング割引」を組み合わせることで、世界一周クルーズの自己負担をかなり下げて参加することが現実的に可能です。
ただし、
- どれくらいの割引を目指すのか(〜数十万円/全額近くまで)
- どのくらいの期間・頻度でボランティア活動ができるのか
- 自分が「割引ボランティア型」か「通訳ボランティア型」か
この3つを決めてから動くことがとても重要です。
Q1. ボランティアスタッフ制度って、そもそも何?【定義】
ボランティアスタッフ制度とは
ピースボートが実施する世界一周クルーズに対して、
- 出発前に国内でポスター貼りや事務手伝いなどのボランティアを行い、活動量に応じて船賃の割引を受ける制度
- 高い語学力を活かして「通訳ボランティア」として乗船し、クルーズ乗船費用の免除を受ける制度
の総称です。
ボランティア制度の2つのタイプ
- 割引ボランティア(ポスター貼り+センター内ボランティアなど)
- 街でポスターを貼る
- ピースボートセンター(東京・横浜・名古屋・大阪・福岡)での事務作業やイベント手伝いなど
- 活動に応じて「割引ポイント」が貯まり、旅行代金から差し引かれる
- 通訳ボランティア(乗船費免除タイプ)
- 日本語+英語、あるいは英語+スペイン語・中国語・韓国語など、高い語学力が前提
- 通訳として船内イベントや寄港地プログラムを支える代わりに、乗船費用が免除される(基本無報酬・ボランティア)
どちらも、「お客様として乗る」というよりも、**“旅を一緒につくるメンバーになる”**イメージです。
Q2. 割引ボランティアだけで本当に「全額分」まで貯まるの?
実際に全額割引を達成している人はいる
ピースボート公式やボランティアセンターの発信によると、
- ポスター貼りでは、貼った件数・枚数に応じて船賃割引が貯まる
- 目安として「3軒で1,000円分」ほどの割引になり、5,000〜6,000枚程度で全額分に到達するケースがある
- 年間で全額割引を達成するボランティアスタッフも、毎年一定数いると紹介されています
つまり、「全額分まで割引を貯めて乗る人」は実際に存在しますが、かなりの時間と行動力が必要というイメージです。
現実的なラインは「自分の生活に無理のない範囲で、できるだけ割引を貯める」
- 学生で時間がとれる場合
- 長期休暇や休学を活用し、短期集中的にポスター貼りをすると、数か月で数十万円〜それ以上の割引を貯める人もいます
- 社会人で時間が限られている場合
- 「週1〜2回+連休」程度でも、コツコツ続ければまとまった金額になります
- そのうえで、29歳以下向けのヤング割引と併用することで、自己負担をさらに下げられるのがポイントです
Q3. 29歳以下向け「ヤング割引」との併用は?【30歳までがチャンス】
ピースボートでは、
- **29歳以下の参加者向けに、船賃が安くなる「ヤング割引」**があり、
- さらにボランティアスタッフ割引と併用可能と案内されています。
つまり、30歳までの若い世代は
「ヤング割」+「ボラスタ割」= 合計割引額をかなり大きくできる可能性があります。
どれくらい割引を目指すか、最初に決めておく
- 「フルで全額割引を目指す」のか
- 「○○万円分まで貯まればOK」とするのか
ここを決めておくと、
- いつ出港するクルーズを目指すか
- 1週間にどれくらいボランティアに使えるか
といった計画が立てやすくなります。
Q4. ボランティア活動の具体的な中身と、向いている人のタイプ
主な活動内容
- ポスター貼り(街中での広報活動)
- 飲食店・美容室・書店など、お店にお願いしてポスターを貼らせてもらう
- 枚数・件数に応じて割引が貯まる
- 人と話すのが得意な人には向いている活動
- センター内ボランティア(内勤)
- 電話対応の補助、資料の封入、イベント準備、説明会の受付など
- 長時間歩き回るのが得意でない人でも参加しやすい活動
- イベント・キャンペーンへの参加
- 街頭募金(地雷除去などのキャンペーン)
- 災害支援ボランティア(被災地支援の一環)など
向いている人のタイプ
- コツコツ行動を積み上げるのが得意
- 人と話すことに抵抗がない(慣れていく意欲がある)
- 「旅そのもの」だけでなく、「旅をつくるプロセス」も楽しみたい
逆に、
- 長期的なコミットがまったく難しい
- 人と関わる活動に強いストレスを感じる
といった場合は、ボランティア割引だけでなく、
自己資金+別の奨学金・支援制度も含めて考える方が現実的かもしれません。
Q5. 通訳ボランティアで「乗船費免除」を目指す場合のリアル
通訳ボランティアは、若い世代にとっても大きなチャンスですが、条件はかなり高めです。
通訳ボランティアの応募条件(例)
ピースボート公式の募集要項では、次のような条件が示されています。
- NGOピースボートの活動や理念に賛同し、ボランティア精神をもって参加できること
- 高い言語能力(目安)
- 日本語:日本語能力試験N1レベル
- 英語:TOEIC900以上、TOEFL iBT100程度
- スペイン語:西検2級以上、DELE B2以上
- 中国語:HSK6級
- 韓国語:TOPIK6級
- クルーズの**全行程+出港前のオリエンテーション(約1〜2週間)**に参加できること
- 18歳以上(高校生不可)
通訳ボランティアは、給与の発生しないボランティアですが、
乗船費用が免除されるかわりに、高い語学力と責任ある役割が求められる立場です。
通訳ボランティアが向いている人
- すでに留学や海外経験があり、日常会話以上の言語運用ができる (JICAボランティアを終了した人も含まれます)
- 将来、通訳・翻訳・国際協力・外資系企業など、「言語+国際経験」を活かした仕事を考えている (語学力があれば、JICAボランティア応募の際の実績にかける。)
- プレッシャーのかかる場面でも落ち着いて対応できる
Q6. ケース別:30歳までの「モデルプラン」
ここからは、想定ケースごとのモデルプランを簡単に整理します。
ケース1:大学3年〜4年生が「卒業前世界一周」を目指す
- 大学3年の夏:
- ボランティアスタッフ説明会に参加
- 「どのクルーズを目指すか」「どれくらい割引を貯めたいか」をざっくり決める
- 大学3年冬〜4年春:
- 学業とアルバイトと併行しながら、週1〜2回のボランティア
- 長期休暇中はポスター貼りキャラバンや集中的な活動を検討
- 卒業後すぐ〜就職前:
- 出港
- 帰国後、世界一周の経験を就活でも活かす
ケース2:社会人3〜5年目が「転職前リセット」として参加
- 約1年半前:
- 資料請求+説明会参加
- 上司や家族と、転職・退職のタイミングを相談し始める
- 約1年前:
- 目指すクルーズを決め、少しずつボランティアスタート
- 「仕事優先+無理のない範囲」で週1回ペースを目安に
- 半年前〜3か月前:
- 退職または長期休職
- 出港前準備に集中
Q7. ボランティアスタッフ制度を使う前に確認したいチェックリスト
お金
- クルーズの総費用(船賃+保険+現地での支出)を、ざっくり試算したか
- ボランティア割引+ヤング割引で「どこまで自己負担を減らしたいか」を決めたか
- そのうえで必要な貯金額・アルバイト収入の目安が見えているか
時間
- 出港予定日までに、何か月間ボランティアに参加できるか
- 学校・仕事・家庭との両立を考えたうえで、週あたり何時間くらい割けるか
- 「忙しい時期に無理をしないルール」を決めているか
目的
- 「なぜ今、世界一周をしたいのか」を1〜2行で言語化しているか
- 帰国後、その経験をどう活かしたいか(就活・転職・生き方の軸)を考えているか
Q8. 実際に動き出すための3ステップ
最後に、この記事を読んだあとにとれる具体的な「次の一歩」を整理します。
- 公式のボランティアスタッフ説明会に申し込む
- 割引の具体的な仕組み活動内容の詳細ヤング割引との併用ルール
を、スタッフに直接質問して整理します。
↓【ボランティアスタッフ説明会に参加する】↓ - 割引の具体的な仕組み活動内容の詳細ヤング割引との併用ルール
- 世界一周クルーズそのものの情報を集める
- 航路・寄港地・日程・船内設備など、旅の中身を知ることでモチベーションも高まります。
↓【ピースボート世界一周クルーズの資料を無料で取り寄せる】↓
- 通訳ボランティアに興味がある人は条件だけでもチェック
- 自分の語学力がどの程度かいつ頃のクルーズで応募できそうか
↓【ピースボート 通訳ボランティア情報ページへ】↓
まとめ:若いからこそ「時間」と「経験」を味方にできる
30歳までの若い時期は、
- まとまった時間をつくりやすい
- 新しい経験を吸収しやすい
- 世界一周という大きな体験を、その後の人生に長く活かせる
という意味で、ピースボートのボランティアスタッフ制度と非常に相性の良いタイミングです。
ただし、世界一周クルーズは決して小さな決断ではありません。
お金・時間・目的の3つを冷静に整理しながら、「自分にとって本当に必要な旅か」を考えることが何より大切だと感じます。
もし、あなたが30歳までの方で、あなたの状況と条件がそろっていて、なおかつ情熱があるのであれば、参加可能と思います。私が、若いころに、このプログラムをしっていたら、たぶん挑戦していたと思います。


